概要

ニューロトラッカーについて

3.そして、予測能力

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対戦相手の次の動きを予想できるかどうかは、手足の関節の角度や回転など身体のいくつ かの箇所の動きを読むことができるかどうかに大きく左右されます。つまり、これらの箇 所の変化が全体の動きにどのように関係しているかを理解できれば、相手選手の動きを予 想することができるのです。すばやい動きが要求されるスポーツの試合においては、勝ち 負けを決める能力になります。

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この能力は、脳の視覚野の広い領域が関係しています。例えば、目の前の相手をディフェンスしているとき、相手は右に素早く動きか、あるいはそう見せておいて、左へフェイントを かけてくるかという場面はよくあります。このように近距離の場合には、いくつかの重要なポイントを絞って、意識を分散する必要があります。そこで、ニューロトラッカーのトレーニングでは、接近戦を想定した難易度の高い課題を行なわせるのです。

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その上で、予測能力に重要なもう一つのキーワードが、イメージ記憶です。人間の記憶は、一つ一 つをはっきりした形で脳に保存しているのではなく、イメージとして保存されています。そして、過去のイメージから、いくつかを引っ張りだし、状況に合ったイメージをその場で再構築し、目の前の出来事に対応した行動にうつします。 イメージなので、多くの場面で応用が可能なのです。しっかりした記憶は、確実のようですが、そのものにしか使えません。人間の脳は応用力を増す方向で発達してきたので、記憶もイメージ記憶として保存されるのです。ただ、これをうまく活用できていない選手が多いのも事実です。理由は、活用するための効果的なトレーニング方法がなかったからです。

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イメージ記憶の活用が進むと、次に何が起こるかを予測できるようになります。サッカーのPK で、ボールをどっちに蹴る、ピッチャーは次にどんな球を投げる、打者は何を待っている、相手のランナーはいつ仕掛けてくる、このホールでは無理はできない、相手のテニスプレーヤーは次に何を狙っている、などなど、スポーツは予測合戦といっても過言ではありません。

ニューロトラッカーは空間認知能力を高めることで、予測能力も確実に高めます。

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